お金を借りるなら日本貸金業協会について知っておきましょう

みなさんは、日本貸金業協会という機関をご存知でしょうか?
あまりご存知でない方も多いと思うので、どのような機関なのかをご説明したいと思います。

日本貸金業協会とは、貸金業界を監視、指導を行なうための機関のことで、
2007年12月に内閣総理大臣の認可によって誕生しました。
全国47都道府県に支部が設置されており、
貸金業界のコンプライアンス問題解決に励んでいます。

では、具体的に日本貸金業協会はどのような活動をしているのでしょうか?

日本貸金業協会の活動は幅広く、主に業務研修、監査、貸金業務取扱主任者試験の実施、
一般の方の相談や苦情対応、協会員の指導、行政協力事務、貸金業の調査研究、広告審査などを
行なっています。

この協会の誕生によって、悪徳金融業者が減少したともいわれています。
例えば、金融機関と何かトラブルがあった場合、この機関に相談することによって、
その会社に適切な処置を行なってくれます。
また、契約内容がおかしい、多重債務で困っている、借金をこれ以上増やしたくないといった
相談にも乗ってくれます。お金を借りる時には役に立つようですので
覚えておきましょう。
そして、自分が借りようとしている会社が協会に登録しているのかを知りたい場合も、
日本貸金業協会に連絡することで、確認が取れます。

ただ、覚えておいていただきたいのは、日本貸金業協会は、一般市民の味方ではありませんし、
金融会社の味方でも無いということです。
あくまでも中立、公正な立場で対応するので、必ずしも自分の味方になってくれる訳ではありません。

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